
仕立て待ちだった羽織が仕上がりました。
これは昨年末からお仕立てをお願いしていたものです。
年末の今年の成果に載せようか迷いましたが、まだ納品されていなかったしということで今年になっての紹介です。
羽織については何回か書きましたが、今回誂えでようやく自分の気に入ったものが手に入って大満足です。
こだわりポイント1.色
私の持っている着物の地色はほとんどが赤です。
あとは渋いグリーンやサーモンピンク、黒等です。
濃いめの色合いが多いから、淡い色合いの羽織を探しておりました。
こだわりポイント2.素材
厳密なルールではありませんが、羽織は着物と同格か格上のものを着たほうが見栄えがします。
つまり大体こんな感じです。
木綿・ウール<紬<染めの小紋
いちばんランクが上なのが染めの小紋。
染めの小紋の上に紬や木綿はあまり合いません。
ならばいちばん格上の小紋と同格の素材で作っておけばそれ以下のものにも合わせることができるのです。
頻繁に着たいのでおうちでお手入れができるポリエステルは優秀です(最高格の紋付や絵羽織はこの中には入れておりません)。
嬉しいことにこの素材はポリエステルのちりめん地で、受け取って最初に手に取った時に今までのポリエステルの常識とは全然違う素材でびっくりいたしました。
どこからどう見ても正絹!
しっとりとした手触りです。
ま、目の肥えている人にならじっくり見られるとばれるかもしれませんが、ちょっと見たくらいじゃまずわからないと思います。
こだわりポイント3.柄
これは好き好きかもしれませんが、できれば袷の時期ずっと着られる柄を求めておりました。
意外と秋の植物の模様、多いんですよ。
バラは年中あるので、大丈夫ですね。
こだわりポイント4.丈
私は身長が低いので、最近多い長羽織だとまるで着物を2枚着ているように見えてしまってバランスが悪いのです。
そこで、長羽織丈100cmをやめてもらって、88cm丈で仕立ててもらいました。
風香さんのお仕立ては、そのままだと既成サイズの仕立て代込みの着物の価格です。
ここにオプションを加えることで羽織にも対応しているのです。
着物の価格+長羽織オプション+フルオーダーオプションをつけてようやく88cm丈の羽織ができました。
むう…丈を長羽織そのままにしていたら、8400円のフルオーダーオプションはかからなかったのですが…せっかくのお仕立てです。ここでケチったら後悔することになる、と潔く出しました。
届いてみましたら、ネットで見るよりも淡い色合いで気に入りました。
着物に仕立てるのも惹かれましたが、着物よりも羽織に向く柄なんじゃないのかな、なんて思うのですがいかがなものでしょうか。
もし着物に仕立てていたなら、何年かは着物で着て、後から羽織に作り変えたい、なんて思うのですけれどもポリエステルじゃ難しいでしょうなあ…。
出来合いの羽織を買えば、お安いし早いし、なのですが、ちょっと手間と費用をかけて仕立ててもらうといいものが出来るということを知りました。
何でも出来合いを買えばいいってもんじゃないですね。
さ、一番高いものがようやく納品されたので、また仕事に精を出します。
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