数年前私の祖父が亡くなったときに、お通夜は色無地に喪帯、葬儀では和服の喪服を着用いたしました。
祖父には孫が10人もいたのですが、そのうち、私は同居していた(いや、既に家を出ていたけれど正しくは内孫というもの)のと、唯一成人しているとのことで和服になりました。
その当時は着物に興味はなく、よって何の用意もない私に母は町の貸衣装屋さんに連れて行ってくれました。
そして私には喪服を、自分は色無地を借りました。
私が着た色無地は母のもので、結婚の時に支度をしてきたので淡いピンク色。
「おいおい、お通夜にピンクっていいんですか」
と何もわからないままそれを着させられました。
母は私にピンクの色無地を譲ったので、確かグリーンだったかブルー系統の色無地を借りていたと思います。
後からやはり年若いとは言えお通夜にピンクは不適当だったと思っております。
ネットで調べると「地紋がおめでたい柄でなければ色が派手でも大丈夫」とのこと。
今手元にあるそのピンクの色無地を見ると、地紋が亀甲!あ~不可抗力で着せられたとは云え今にしてみると恥ずかしい…。
祖父の葬儀からすぐ後、着付け教室に入って着物に目覚めた私は水色の色無地を作りました。
昔のものと比べてみると仕立ても違うことに驚きます。
ピンクの色無地は飛び柄で地紋が入っている綸子で、八掛けはなんとぼかしになっています。
それに対して水色の色無地はちりめん、八掛けは共布となんともあっさりした仕立てです。
未だほとんど着ていない水色の色無地ですが、たまには風を当てないと、と箪笥から引っ張り出してみました。
ガード加工もしてもらっているので、もっと着る機会を増やしたいと思います。

普段着コーデも喪装も味気ないんで、とりあえず袋帯でプチ礼装。
どんな場へ着て行ったらいいものかしら。
私好みのコーディネイトとしては、ちょっぴり派手な名古屋帯に羽織というのがいいかなと思っております。
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